歯の根の治療|保険と自費の根管治療の違い
こんにちは、相模原駅ビル歯科 院長の丸茂悠樹です。
「神経を取る治療ですね」と言われたとき、不安と同時に
「保険と自費、どちらがいいのだろう」
と迷う方は少なくありません。
当院では、患者さまの歯の未来や再発リスクを考慮し、
「保険の治療だと再発リスクは50%です。その際には今より大きな治療になるのは間違いないです」
「自費の治療だとお薬や人口の歯の根っこ、被せ物も良いものになるので再発リスクは低くなりますし、長持ちします」
と、説明します。
根管治療は、歯の寿命を左右する非常に重要な治療です。
40代以降では「この歯を残せるかどうか」が、その後の口腔環境を大きく左右します。
ここでは、保険診療と自由診療の根管治療の違いを、感覚論ではなく事実ベースで整理します。
根管治療とはどんな治療か
根管治療とは、虫歯や外傷によって細菌感染した歯の神経(歯髄)を除去し、歯の内部を清掃・消毒したうえで密閉する治療です。
歯の中は非常に複雑で、
・細く
・曲がっており
・枝分かれしている
という特徴があります。
そのため、根管治療は「どれだけ精密に行えるか」が結果を左右します。
※歯の根っこの形は人によって全く違うのです!奥歯などは足が3本の人もいれば4本の人もいて、足(根っこなんですが)を組んでいるような歯ぐきの方もいるんですよ。
保険の根管治療の特徴
保険診療の根管治療は、日本全国どの歯科医院でも受けられる標準治療です。
ただし、制度上の制限があります。
治療時間、使用できる器具、工程数が限られているため、どうしても最低限の処置になりやすい側面があります。
※歯の保険診療は目的が「とりあえず今、使えるようになるまでの治療」がゴールで、治療した数か月・数年後のことは考慮されていないのです。ですので治療する歯の箇所によっては保険適用外の治療を進めることがあるのです。(「お金のためだろ!」って思われがちですが、だいたい再治療の時は町の一般歯科が手におえなくて大学病院…というケースがほとんどなんです)
肉眼での治療が基本となるケースが多く、複雑な根管形態では見落としが起こる可能性も否定できません。
自由診療の根管治療の特徴
自由診療では、時間・器具・工程に制限がありません。
多くの医院では、
・マイクロスコープ
・CT撮影(3D撮影や骨密度、歯の神経まで分かる)
・ラバーダム防湿(感染防止)
・ニッケルチタンファイル(先まで曲がって汚れをかき出しやすい)
といった設備を用いて、より精密な治療が行われます。
これにより、細菌の取り残しリスクを減らし、再発率を下げることが期待できます。
成功率の違い
米国歯内療法学会(AAE)では、マイクロスコープを用いた根管治療は、従来法より成功率が高いと報告しています。
引用元:American Association of Endodontists
https://www.aae.org/
保険と自費の違いは「丁寧さ」ではなく、構造的な治療環境の差です。
どちらが正解というより、歯の状態・重要度・将来設計に合わせて選ぶことが大切です。
相模原駅ビル歯科では、歯の根っこの治療にも対応しております。
痛みを我慢して「痛くなくなるまで放置」してしまう方もいますが全身に虫歯菌などが回ることを考慮すると大変危険です。まずはご予約にてご相談ください。どうしようもない痛みがある場合は、その場で治療せず、炎症を止めるお薬を処方して「腫れ」が引いてから治療をします。
まずはご相談くださいね。
YUKI.MARUMO