相模原駅直結、改札を右に出てセレオ相模原2F「相模原駅ビル歯科」

顎関節症（がくかんせつしょう）は、あごの関節やそのまわりの筋肉に痛みや動かしにくさが起こる病気です。あごの関節は耳の前あたりにあり、口を開けたり閉じたり、左右に動かしたりするときに使われます。この部分に何らかのトラブルが起こると、顎関節症になります。

右利き・左利きがあるように、噛むことにも右利き・左利きがあります。歯が抜けてしまった逆側で食べる癖が長年続くと、顎関節は歪んでくるので痛みを伴う場合があります。顎関節症の多くは生活習慣、癖、使い方、ストレス、そして遺伝からがほとんどです。
相模原駅ビル歯科では、顎関節症治療にも対応しています。

顎関節症は患者さまによる日々の努力も必要です。
日常生活で噛み締めてしまう癖を気付いたら深呼吸で防いだり、下あごを前に突き出して位置を改善することも有効です。ただし、歯科医の指示に従って行うことが重要です。また、歯科領域でのボトックス注射も有効です。
まずは、歯科医にご相談ください。

主な症状は「痛み」「音」「開けにくさ」の3つです。口を開けるときやかむときに耳の前が痛くなることがあります。また、「カクッ」や「ジャリッ」といった音があごから聞こえることもあります。さらに、口が大きく開かず、あごが引っかかるように感じることもあります。

原因はいくつか考えられます。たとえば、歯ぎしりや食いしばりで筋肉が疲れてしまうこと、頬杖やうつぶせ寝などであごに負担がかかること、またストレスによって筋肉がこわばることなどです。歯並びやかみ合わせが関係する場合もありますが、それだけが原因ではありません。

治療では、まずあごを休ませることが大切です。硬い食べ物を避けたり、大きく口を開けないようにしたりして、関節をいたわります。痛みが強いときは、薬やマウスピース（スプリント）で筋肉や関節の負担を減らすこともあります。温めたり、軽くストレッチしたりするリハビリが効果的な場合もあります。

・歯科医師による適切な診断で状況を知る